和漢診療学講座について
行事および研究活動
受賞
- 並木隆雄 日本東洋医学会学術賞受賞講演
「日本漢方における腹診のエビデンスを求めて ～近代の文献における腹診所見の集約～」
2013年6月 第64回日本東洋医学会学術総会 - 岡本英輝 ポスター発表会頭賞
「当科開設後5年間における治療抵抗性の舌痛症に対する漢方治療経験と検討」
2013年6月 第64回日本東洋医学会学術総会 - 王子剛 ポスター発表会頭賞
「舌撮影解析システム（TIAS）を用いた舌色解析～舌色と和漢診療医学的所見・西洋医学的検査所見との検討～」
2012年6月 第63回日本東洋医学会学術総会
メディア情報
- 千葉の贈り物 2013年1月13日放送「医食同源！ポカポカ膳」千葉市
- スーパーニュース特報 2013年10月04日放送「穴場食堂」
- シューイチ 2014年8月17日放送「噂の和漢診療科」
- 薬膳について. 日経モーニングプラス. BSジャパン, 2015, 5, 7.
- ～薬膳について～. 駆け込みドクター!. TBS, 2015, 6, 21.
- 薬膳について. BAY MORNING GLORY. ベイエフエム, 2015, 8, 9.
- 「林修の今でしょ！講座」～冷え性検定～. テレビ朝日, 2016, 3, 1.
- 並木 隆雄：「news every.」日本テレビ, 2017, 1, 31.
- 並木 隆雄：TBS「名医のTHE太鼓判」漢方・舌診について. 2017. 5. 22.
- 森田 智：TBS「ジョブチューン～あの職業のヒミツぶっちゃけます！～」ツボ押しのプロ！鍼灸師100人に聞いた！「自分で簡単に押せてよく効くツボ」ランキング. 2018, 10.
- 並木 隆雄：テレビ朝日「林修の今でしょ！講座」東洋の医学はすごい！講座. 2019.1.
- 並木 隆雄：千葉大病院にコロナ後遺症の専門外来 漢方医が診察, NHK首都圏NEWS.2021,4.27
- 並木 隆雄：コロナフォローアップ漢方外来, 千葉テレビ news千葉.2021,8.24.
- 並木 隆雄：「がんばり過ぎない運動習慣を手に入れよう！」, Panasonic JR路線車両内トレインチャンネル,2021,11.15～11.21.
- 並木 隆雄：NHK総合.2021,11.4.
- 内原 拓宗：特集ジャーナル医療健康 医療機関での施術が増える鍼灸. ラジオ第一NHKジャーナル. 2022.11.2.
- 並木 隆雄, 内原 拓宗: 冷え症に効果がある3つのツボ. 太陽生命 presents 草野仁の名医が寄りそう！カラダ若返りTV. BS朝日放送. 2023,1,14
行事
- 2023年8月26日（土）・8月27日（日）第40回和漢医薬学会学術大会
開催地：富山国際会議場
詳細はホームページをご覧下さい。
セミナー情報
2022年度 千葉大学医学部附属病院 和漢診療科 講演会
『白衣で学ぶ入門セミナー』
第1回・・・「癌の生活指導と漢方治療」
日時：10月25日（火）19：00～ 20：00
講師：和漢診療科 平崎 能郎
第2回・・・「風邪の漢方療法の考え方」
日時：11月8日（火）19：00～ 20：00
講師：和漢診療科 根津 雅彦
第3回・・・「易経（えききょう）から学ぶ陰陽の基礎 その1 乾坤編」
日時：11月14日（月）19：00～ 20：00
講師：和漢診療科 鍼灸師 内原 拓宗
第4回・・・「消化器症状に対する漢方治療」
日時：11月24日（木）19：00～ 20：00
講師：和漢診療科 八木 明男
第5回・・・「漢方薬の副作用について」
日時：12月6日（火）19：00～ 20：00
講師：千葉大学柏の葉診療所 薬剤師 角野 めぐみ
第6回・・・「冬に役立つ漢方薬（感冒を除く）」
日時：12月22日（木）19：00～ 20：00
講師：和漢診療科 科長 並木 隆雄
漢方を使ったことのない方、初学者だけどもっと使い方を知りたい方を中心に、少しでも漢方薬に馴染んでいただくために「白衣で学ぶ漢方」をコンセプトに講演会を企画しました。本年度も全6回、毎回完結のオンライン開催となります。医療関係者の方ならどなたでも参加可能です。二次元コードにアクセス後、必要事項を添えてお申し込みください。皆さまの参加をお待ちしています。
2022年度 千葉大学医学部附属病院 和漢診療科 講演会 白衣で学ぶ漢方入門セミナーは終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました。
2023年度も開催予定です。
総会情報
令和4年度 千葉県部会のご案内
次回の一般社団法人日本東洋医学会関東甲信越支部千葉県部会学術総会のご案内です。
日時
2024年1月21日（日） 9:30-17:00（予定）
会場
千葉大学医学部附属病院 セミナー室1
詳細は日本東洋医学会千葉県部会のホームページをご覧下さい。
教育と研究活動
東洋と西洋の叡智を結集して、新しい時代の「個の医療」の実現を目指しています。そのためには、まず「漢方医学」の体系を理解しなければなりません。このために『傷寒論』、『金匱要略』などの古典や、江戸時代以後に活躍した漢方の臨床 家の著作などを学ぶ機会を提供しています。さらに、これらの著作から得た知識を臨床実践を通して追試することを行っています。その臨床実践の場が「附属病院・和漢診療科」であり、「墨田漢方研究所」というわけです。
このような臨床実践を基盤として、さらに漢方の不思議を解き明かすための研究を基礎研究のエキスパートと連携しつつ展開しています。主な研究課題は次のとおりです。
1．漢方医学の病態解析
漢方医学は陰陽虚実、気血水、あるいは五臓など、独特の病態把握のノウハウを持っていますが、これら諸概念の意味することを科学的に解明すること。
2．漢方方剤の薬理学的研究
漢方方剤は複数の生薬を組み合わせて成り立っています。一つの生薬にも様々な化学成分が含まれており、生薬成分の薬理効果はすでに数々の報告がありますが、認知されていないのが現状です。そこで、生薬成分の研究を他の研究室と共同で行い、漢方由来成分の薬理効果を明らかにして行くことを目標にします。
3．漢方方剤の臨床研究
漢方医学は本来的には個々人の病態にきめ細かく対応出来る治療体系です。そこで、漢方治療が奏功した一例一例の症例を治療経験として論文にすることに最大の努力を傾けています。
しかし、「それでは漢方方剤は本当に効くのか」という、西洋医学側からの疑問には十分に答えられません。そこで、症例集積研究や、プラセボを用いた無作為化試験なども行っています。また、国内の漢方方剤に関するEBM情報を収集しています。その成果は『EBM漢方』（医歯薬出版）などの刊行を通して情報公開しています。
教育活動
千葉大学医学部における医系学部生（医学部・薬学部・看護学部）に「和漢診療学」の講義と臨床実習の場を提供しています。この他に、学生サークル「千葉大学東洋医学研究会」の公開講座での連続講義も行っています。
以上のような教育・研究活動の具体的成果に関しては画面右メニューの各年度実績をクリックしてご覧頂けます。