- リチャード・E・ジンバーグ、ミッシェル・G・クラスケ、デイビッド・H・バーロウ (著)、
伊豫 雅臣(監訳)、沖田 麻優子 (訳)
- 単行本(ソフトカバー)220ページ
- 星和書店
- 2018/4/27発売
本書は、『不安や心配を克服するためのプログラム:患者さん用ワークブック』を使いこなしたい治療者のためのガイドブックです。
このプログラム(「不安や心配を克服するためのプログラム」)は、全般性不安障害(全般不安症)をもつ人やその傾向のある人が、不安や心配を克服する方法を学ぶためのプログラムで、十数回のセッションに分けて提供され、個人でも少人数のグループでも行えるようにつくられています。
プログラムを実施するにあたって、患者さん用ワークブックと合わせて、本書を手引書として使うことにより、より効果的な治療がめざせます。
本書は認知行動療法の手法に基づいて書かれており、初学者でも十分使用可能な内容です。
患者さん用ワークブックの各章に沿って、セッションの概要や検討すべき原則とポイント、ケーススタディ、典型的な例と問題となる反応など、具体的にこまやかに解説されています。