通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施をします。臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用い研究等については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされております。
このような手法を「オプトアウト」と言います。
オプトアウトを用いた臨床研究は下記の通りです。なお、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている研究担当者までお知らせください。
・薬物療法切り替えにおけるブレクスピプラゾールの有害事象とその後の予後の関係
・治療抵抗性統合失調症サブタイプ別のクロザピン反応性に関する後方視研究
・ベンゾジアゼピン系睡眠薬からオレキシン受容体拮抗薬・メラトニン作動性睡眠薬への切替え法に関する調査研究
・入院の長期化の防止および長期入院患者の地域移行、地域定着のための治療プログラム調査
・クロザピン治療における血液内科との連携に関する精神科医療機関の全国実態調査
・クロザピン治療における入院治療および採血・通院間隔に関する当事者・家族の意識調査
・悪性症候群に対する修正型電気けいれん療法の有用性を検討する多施設における後方視的カルテ調査研究
・新型コロナウイルス流行に伴う緊急事態宣言前後の ADHD 児に関するカルテ調査
現在進行中の下記の研究では、患者さん方だけでなく、健常者の方々にもご参加をお願いしています。
明日のより良い精神医療のため、皆様のご協力をお待ちしております。
(ご参加のお申し込み、お問い合わせは、下記のメールアドレスにご連絡ください。
実際にご参加いただく前に、適格性の判断をさせて頂くこととなります。ご容赦下さい。)