千葉大学亥鼻キャンパスでは現在中核的飼養保管施設として2つの施設(医学部附属動物実験施設・バイオメディカルセンター)を研究の基盤として私たちは管理運営しています。施設は経年により老朽化してきておりますが、動物実験のできる環境の整備に努めております。
施設内の衛生管理を徹底して実験動物をクリーンな環境下で飼養できる施設を維持し、動物実験の質・再現性の向上を目指すとともに研究者にとって使いやすい環境を時代の流れに合わせながら提供しています。
適切な動物実験実施のため、動物福祉法令の順守(実験動物の削減・代替、苦痛の軽減、人道的エンドポイント、安楽死)、また、信頼性の高い動物実験の実施(微生物学的統御、遺伝学的統御、環境要因の統御)においては、科学的意義、動物福祉、安全確保の面を総合的に配慮する様心がけます。3R(Replacement;代替、Reduction;削減、Refinement;苦痛の減)、5F(飢えや渇きからの解放・肉体的不快感や苦痛からの解放・傷害や疾病からの解放・本来の行動様式に従う自由・恐怖や精神的苦痛にからの解放)に対応するよう研究者の法令遵守徹底や飼育管理業務の改善に取り組んでいます。
今後も医学・薬学・生物学等の生命科学における教育研究推進を支える要として、中核施設の特性を活かして動物施設を運営していきます。