千葉大学バイオメディカル研究センターは、平成13年4月遺伝子実験施設として亥鼻キャンパスの設置されました。平成16年4月に医薬総合研究棟 I が竣工し、その8階、9階に研究室と動物飼育室が確保され、名称もバイオメディカル研究センターに変更されました。
当センターの使命は、学内における遺伝子工学・胚工学関連の研究技術支援を行うことです。現代の生命科学研究おいて、遺伝子機能の解析や疾患の病態解明あるいは新しいい治療法の確立のためには、遺伝子改変マウスはなくてはならないものになっています。そのためトランスジェニックマウスの作製、ノックアウトマウスの作製、受精卵や精子の凍結保存および融解などを行い、学内における研究支援体制を整えています。さらに共同利用機器として、小動物のCTスキャン、IVISイメージング装置などを整備し利用可能となっています(研究支援参照)。また、大学院医学研究院疾患生命医学領域と連携して、センターで作製した疾患モデルマウスを用いた神経疾患・免疫疾患・炎症性疾患等の解析を中心に研究を行い、その成果を発信しています。
また、学内のみならず、他大学あるいは企業などと遺伝子組み換えマウスを用いた共同研究も歓迎しますので今後ともよろしくお願いいたします。
バイオメディカル研究センター