①肺硬化性血管腫の遺伝子変異解析と免疫組織化学的解析
②胎児型肺腺癌の網羅的遺伝子変異解析
③人工知能等の利活用を見据えた病理組織デジタル画像(P-WSI)の収集と病理支援システム開発研究
④病理診断支援のための人工知能(病理診断支援AI)開発と統合的「AI医療画像知」の創出
⑤一般社団法人 千葉県臨床検査技師会主催 令和元年度(第25回)千葉県臨床検査技師会精度管理(病理検査)
⑥脱灰による組織標本への影響についての検討
⑦広く研究利用可能な病理画像データベースの構築と公開
⑧悪性腫瘍における不均一性を制御する因子の解析
⑨細胞診標本における壊死物質の形態学的所見の検討
⑩細胞診検査と病理組織診断の一致率向上を目指した新たな診断指標の開発
⑪EDTA脱灰法の更なる時間短縮に関する研究 ⑫悪性リンパ腫におけるCD20、CD30免疫組織化学の外部精度評価に関する研究
⑬悪性リンパ腫におけるフォトサーベイを用いた外部精度評価に関する研究
当講座では、硬化性血管腫というまれな肺腫瘍について研究を行なっています。この腫瘍について蛋白、遺伝子の両面から解析を行ない、その病理学的特徴について研究しています。
肺の外科的切除材料のうち、硬化性血管腫と診断された症例を対象としています。
すでに外科的に切除された肺の組織を研究のために利用します。その組織から核酸を取り出し、腫瘍化に関連する遺伝子について解析します。
具体的には、研究の対象となった患者様のデータや検体から氏名等の個人情報を削り、代わりに新しく符号(番号)を付けて匿名化を行います。研究対象者とこの符号(番号)を結びつける対応表は作成しません。
電話:043-222-7171 内線 5484 (診断病理学)
当講座では外科的に切除された標本を用いて肺癌の診断や研究を行なっています。本研究では、胎児型肺腺癌というまれな肺癌について蛋白、遺伝子の両面から解析を行ない、その病理学的特徴について調べています。
肺の外科的切除材料のうち、胎児型腺癌の成分を有する原発性肺腫瘍と診断された症例を対象としています。
すでに外科的に切除された肺の組織を研究のために利用します。その組織から核酸を取り出し、腫瘍化に関連する遺伝子について解析します。
具体的には、研究の対象となった患者様のデータや検体から氏名等の個人情報を削り、代わりに新しく符号(番号)を付けて匿名化を行います。研究対象者とこの符号(番号)を結びつける対応表は作成しません。
電話:043-222-7171 内線 5484 (診断病理学)
当院のサーバー・ストレージ内に保管されているP-WSI 19000症例のうち未成年症例を除いて抽出された2850症例を対象としています。
千葉大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 教授 池田 純一郎
電話:043-222-7171 内線 6401 (病理診断科・病理部)
病理診断などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。
当院のサーバー・ストレージ内に保管されているP-WSI 19000症例のうち未成年症例を除いて抽出された570症例(1年あたり、2年間を予定)を対象としています。
本研究に参加する施設以外の第3者に試料・情報を提供することはありません。
*なお研究参加機関は23 機関に上ります。詳細に関しては、一般社団法人日本病理学会のホームページをご参照ください。
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
千葉大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 教授 池田 純一郎
電話:043-222-7171 内線 6401 (病理診断科・病理部)
匿名化を図り、千葉大学医学部附属病院 病理部に勤務する臨床検査技師が適切に管理致します。
-本事業に参加される医療施設、検査センターに提供する情報と提供方法-
提供する情報:当院で解剖された症例に肝臓組織の一部から作製したパラフィン包埋ブロック
提供方法:千葉県臨床検査技師会の精度管理事業における他の試料(血液、凍結乾燥品等の試料)と共に梱包して精度管理事業参加施設に郵送する。
担当者:病理研究班 班長 鈴木 学(千葉大学医学部附属病院 病理部)
ご協力頂けない場合には、原則として試料提供以前であれば、試料発送の中止などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
電話:043-222-7171 内線 6401 (病理診断科・病理部)
「脱灰液がもたらす組織標本への影響についての検証、当院における遺伝子検査に適した脱灰液の選定」
解剖症例の残余検体(大腸)からDNAを抽出して濃度を測定、一部の遺伝子領域を増幅して、DNAの量的、質的な評価を行う。
匿名化を図り、千葉大学医学部附属病院 病理部に勤務する臨床検査技師が適切に管理致します。附属病院外部への試料提供は原則として致しません。
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
この研究に関わって収集される情報(P-WSIを含む)は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。
研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌、国内及び海外のデータベース等で公表します。
本研究に参加する施設以外の第3者に試料・情報を提供することはありません。
*なお研究参加機関は26機関に上ります。詳細に関しては、一般社団法人日本病理学会のホームページをご参照ください。
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
千葉大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 教授 池田 純一郎
電話:043-222-7171 内線 6401 (病理診断科・病理部)
なお、本医学研究によって得られる成果は、広く国民の医療に貢献することが期待されます。
この研究に関わって収集される情報は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
この研究のためにご自分(あるいはご家族)のデータを使用してほしくない場合は下記の問い合わせ先にご連絡ください。研究に参加いただけない場合でも、将来にわたって不利益が生じることはありません。
ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。
研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌等で公表します。
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
千葉大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 教授 池田 純一郎
電話:043-222-7171 内線 6401 (病理診断科・病理部)
肺原発悪性腫瘍および肺抗酸菌症の細胞診標本について顕微鏡を用いて観察し、壊死物質による病変推定が可能かどうかの検討をする。
匿名化を図り、千葉大学医学部附属病院 病理部に勤務する臨床検査技師が適切に管理致します。
情報:肺原発悪性腫瘍および肺抗酸菌症と診断された症例の病理組織診断結果、病理組織標本、細胞診標本
提供方法:当院病理部に、研究代表者が来訪、顕微鏡を用いて病理組織診断結果と病理組織標本、細胞診標本の所見を照合し、鏡検から得られた病理・細胞所見を提供する。
千葉大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 池田 純一郎(情報提供のみ)
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
043(222)7171 内線6401(病理診断科・病理部受付)
なお、本医学研究によって得られる成果は、広く国民の医療に貢献することが期待されます。
本研究はこれまでの診療で既に作製された病理検体や細胞診・病理診断結果を用いて行う研究です。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。
この研究に関わって収集される情報は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
この研究のためにご自分(あるいはご家族)のデータを使用してほしくない場合は下記の問い合わせ先にご連絡ください。研究に参加いただけない場合でも、将来にわたって不利益が生じることはありません。
ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。
研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌等で公表します。
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
千葉大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 教授 池田 純一郎
電話:043-222-7171 内線 6401 (病理診断科・病理部)
本研究では、当院にて病理解剖が行われた患者様3名の診断後の検体(骨髄検体)を用いて、様々な方法で脱灰を行い、より短時間での脱灰方法について検討を行なっています。
ご協力頂けない場合には,原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので,下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください.
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
現在、診断病理学/病理診断科・病理部では、「悪性リンパ腫におけるCD20, CD30免疫組織化学の外部精度評価に関する研究」を行っています。今後の診断・治療に役立てることを目的に、この研究では当院で病理診断を受けられた方の病理検体などを利用させて頂きます。病理検体などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。
近年、悪性腫瘍に対する分子標的治療薬や抵癌剤の進歩は著しく、治療対象者の予後は劇的に改善してきています。分子標的治療薬とは、病気の原因となるタンパク質などの特定の分子にのみ作用するように設計された治療薬であり、治療薬選定のために、腫瘍に発現している治療標的となる分子を投与前に評価する必要がある場合が多く、乳がん・胃がんにおいて標的となるHER2(治療薬一般名:トラスツマブ等)や肺がんにおけるALK(治療薬一般名:クリゾチニブ等)、悪性リンパ腫におけるCD20(治療薬一般名:リツキシマブ等)やCD30(治療薬一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)などの多くは病理組織標本において免疫組織化学を行って評価することによって適応を決めています。そのため、標的となる分子の発現を確認する免疫組織化学が適切に施行される必要があり、精度を担保するための内部精度管理および外部精度評価の重要性が高まっており、またこれに用いる検体の適正性の把握も不可欠になっています。
本研究では、特定非営利活動法人日本病理精度保証機構(以下NPO機構)が実施する全国レベルのCD20,CD30等の免疫組織化学の外部精度評価事業において、当院で作製した組織マイクロアレイ(TMA)を用いることにより、当院TMAブロックの外部精度評価利用における適正性を評価することを目的とします。なお、本医学研究によって得られる成果は、広く国民の医療に貢献することが期待されます。
2001年~2022年の間に当院で病理診断を行った症例(悪性リンパ腫を主体とした造血器腫瘍およびCD20やCD30を発現する悪性腫瘍)のうち、当院病理部にて標本作製され保管されている病理検体[ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)ブロック]を用いて、FFPEブロックの残余組織検体からTMAブロックを作製します。本研究はこれまでの診療で既に作製された病理検体や病理診断結果を用いて行う研究です。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。
この研究に関わって収集される情報は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
収集したデータは、患者番号や病理標本番号等の個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにします(このことを匿名化といいます)。匿名化した上で、パスワードロックをかけたパソコンもしくは可搬媒体に保管し、可搬媒体の場合は鍵をかけたロッカー等に保管します。ただし、必要な場合には、この符号を元の氏名等に戻す操作を行い、あなたのデータが含まれるか否かお知らせすることもできます。
この研究のためにご自分(あるいはご家族)のデータを使用してほしくない場合は下記の問い合わせ先にご連絡ください。研究に参加いただけない場合でも、将来にわたって不利益が生じることはありません。
ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。
研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌等で公表します。
本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
千葉大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 教授 池田 純一郎
電話:043-222-7171 内線 6401 (病理診断科・病理部)
現在、診断病理学/病理診断科・病理部では、「悪性リンパ腫におけるフォトサーベイを用いた外部精度評価に関する研究」を行っています。今後の診断・治療に役立てることを目的に、この研究では当院で病理診断を受けられた方の病理検体などを利用させて頂きます。病理検体などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。
血液のがんである悪性リンパ腫には、治療薬として使用されることのある分子標的治療薬のターゲットとなる分子の代表的なものにCD20やCD30があります。CD20はBリンパ球の細胞膜表面に発現しており、B細胞性リンパ腫のほとんどで発現がみられます。このCD20抗原に対する分子標的治療薬リツキシマブが使用されるようになり、B細胞性リンパ腫の予後は劇的に改善してきています。また、ホジキンリンパ腫やT細胞性リンパ腫の一部で発現がみられるCD30に対してもブレンツキシマブ ベドチンが発売され、予後の改善に寄与しています。
適切な治療薬の使用には正確な病理診断が必要です。悪性リンパ腫は患者数が増加傾向にあるものの遭遇する頻度は比較的低く、組織型が多岐にわたっているため、病理診断に難渋する場合も多いです。また悪性リンパ腫の診断には免疫組織化学による評価も必要であり、CD20、CD3、CD79a、CD10、CD5、bcl-2、bcl-6、cyclinD1、CD23、CD30、CD56など鑑別となる組織型に応じて数多く利用されています。
上記免疫組織化学は全国病理部門の病理診断において日常的に広く使用されている最も重要な診断法となっていますが、この診断精度を担保するため内部精度管理および外部精度評価の重要性が高まっており、またこれに用いる検体の適正性の把握も不可欠になっております。
本研究では特定非営利活動法人日本病理精度保証機構(以下NPO機構)が実施する全国レベルのフォトサーベイを用いた外部精度評価事業において、当院で作製したHE染色やCD20、CD3、CD30などの免疫組織化学標本からバーチャルスライドを作成し、フォトサーベイの外部精度評価利用における適正性を評価します。なお、本医学研究によって得られる成果は、全国的な病理診断の精度向上につながり、広く国民の医療に貢献することが期待されます。
当院で2010年~2022年の間に生検・手術により検体採取され、病理診断科・病理部にて診断された18歳以上の患者の病理検体[ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)ブロックとスライドガラス]について悪性リンパ腫を主体とした造血器疾患を対象として、スライドガラスからバーチャルスライドを作成し、フォトサーベイの外部精度評価利用における適正性を評価します。本研究はこれまでの診療で既に作製された病理検体や病理診断結果を用いて行う研究です。特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。
この研究に関わって収集される情報は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。
この研究のためにご自分(あるいはご家族)のデータを使用してほしくない場合は下記の問い合わせ先にご連絡ください。研究に参加いただけない場合でも、将来にわたって不利益が生じることはありません。
ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。
研究の成果は、あなたの氏名等の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌等で公表します。
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。