「ケロイド再発はPIEZO2発現亢進と機械感受性線維芽細胞の出現に関連する」ことを明らかにした研究成果が、千葉大学IMOより英文でプレスリリースされました。

腫瘍病理では、メカノセンサ―であるPiezo2遺伝子発現がケロイドに出現することを発見いたしました。
このことからケロイドは、Piezo2陽性線維芽細胞の出現で、結合組織の恒常性が変容していると考えています。

これらの結果をふまえて腫瘍病理では、ケロイド組織の空間的トランスクリプトーム解析結果をもとに、
樹立したマウス不死化Piezo2陽性線維芽細胞を用いて「ケロイドマウスモデル」の作出を進めています。
得られる成果をもとに、Piezo2阻害剤をはじめとするケロイドの治療薬を実現したいと考えています。


AMED成果情報一覧、令和7年10月8日からもご覧いただけます

2025(令和7)年 成果情報一覧 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
【EurekAlert】https://www.eurekalert.org/news-releases/1100860
【CHIBADAI NEXT】https://www.cn.chiba-u.jp/en/news/press-release_e251008/
【大学HP】
https://www.chiba-u.ac.jp/e/news/research/pathological_mechanism_of_mechanosensitive_cells_driving_the_growth_of_keloids.html
【LinkedIn】https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:7381843667910610944/
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2025年10月10日