トピックス

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2016年

RSNA2016に参加して

2016年12月23日

2016年11月27日から12月2日までシカゴにて開催されたRSNA2016に参加させて頂きました。お休みを頂き、大変ご迷惑をおかけしましたが、快く送り出してくださった諸先生方にこの場をお借りして深く感謝致します。
シカゴはとても寒いと聞いていましたが、運のよいことにコートが必要ない日もあるくらい天候に恵まれていました。
千葉大からは堀越先生、金澤先生が発表をされました。お二人とも堂々たる素晴らしい発表で、同じ医局に所属させて頂いていることがとても誇らしく、深く感銘を受けました。
他にもたくさんの素晴らしい発表やポスター展示を拝見させて頂きました。自分だけの力ではなかなか勉強することの出来ない最先端の研究や、新たな技術、手技を目の当たりにし、自分の無力さを感じつつも、放射線医学の奥深さに興奮するばかりでした。特に3Dプリンターを用いて臓器や血管を構築し、IVRなどの手技のシュミレーションを行うことや、AIによる画像診断の補助などが紹介されており、とても興味深かったです。
また学会後には千葉大学放射線科出身の先生方や、横田先生のご紹介で京都府立医大の放射線科の先生方と夕食をご一緒させて頂き、親交を深めることができました。学会を通じて素晴らしい先生方とお会いしお話させて頂く機会を得ることができ、改めて医師としてのつながりの大切さを実感しました。シカゴで有名なJAZZ Barで美味しいお酒を頂くなど、貴重な体験もすることができました。
初めての海外での学会ということで右も左もわからない状態でしたが、素晴らしい発表やポスターを勉強することができ、今後放射線科医としてのビジョンやモチベーションがより一層高まりました。少しでも世のため人のために貢献できる放射線科医になるべく、今回学んだことを糧に日本でまた精進していきたいと思います。(土屋)


ASTRO’s 58th Annual Meeting 2016

2016年10月16日

2016年9月24日から9月29日までアメリカ・ボストンで開催された米国放射線腫瘍学会のAnnual meetingに参加し、ポスター発表を行いました。日中は学会で最新の知見に触れ、夜はおいしいシーフードをいただいて充実した米国出張をさせていただきました。(渡辺)


2016年医局説明会

2016年07月14日

去る2016年7月9日に千葉大学放射線科の医局説明会が開催されました。説明会には6年生を含め、13名もの先生方が参加してくれました。中には遠方からいらしてくださった先生もいらっしゃいました。この場をお借りして御礼申し上げます。本当に有り難う御座いました。

説明会では堀越先生による千葉大学放射線科の紹介や、放射線科後期研修から専門医までの道のりについて詳しくご説明頂きました。また、滝嶋先生には女性医師としての放射線科についてご説明頂きました。どちらもとても分かり易く丁寧にプレゼンして頂き、ご参加頂いた先生方の千葉大学放射線科入局がぐぐっと近づいたのではないでしょうか。また、川島先生と私(土屋)で放射線科に入局した経緯をプレゼンさせて頂きました。特に川島先生のご経歴は輝かしくまた波乱万丈で、改めて川島先生のお人柄の素晴らしさを実感しました。説明会の後は施設案内をさせて頂きました。先生方には実際に放射線科で働くイメージを持って頂けたと信じております。
その後はrix cafeにて懇親会でした。ご参加頂いた先生方に自己紹介をして頂いたり、堀越先生のバースデーを祝いつつ、誕生日マジックが飛び出したりと、大盛況にて終了しました。

改めて、千葉大学放射線科にご興味を持って頂きご参加くださった先生方、本当に有り難う御座いました。今回はご参加叶わなかった先生方もぜひ個別に連絡頂いたり、見学にいらしてくださったら幸いです。
雰囲気良く、活気ある千葉大学放射線科でぜひ一緒に働きましょう!(土屋)


第30回腹部放射線学会(金沢)

2016年06月29日

2016年6月24・25日、金沢駅前の県立音楽堂で開催された腹部放射線学会において当科から2演題のポスター発表を行いました。30回目の記念大会としてパイプオルガンやジャズの演奏に加え、お抹茶と和菓子のお・も・て・な・しがあり、古都金沢での開催に相応しい雅な学会となりました。ポスターセッションでは、ご高名な先生方からご質問・ご意見を多く頂戴し、有意義な発表となりました。
今回、沼津市立病院放射線科で勤務中の同期・大平先生が、本学出身で同病院の1年目初期研修医のY先生とともに参加しました。24日夜は、発表を無事に終えたことへの祝杯を料亭・金澤一乃松で挙げました。同店は大正末期に建てられた町屋建築をリノベーションした風情と格調ある料亭で、並んだ料理も悉く北陸の美味を堪能できる絶品ばかりでした。
我らが医局長・堀越先生が「本当に美味しい」と繰り返し絶賛した北陸の名物“のどぐろ”を始め、鬼えび、蓼酢、治部煮などの料理と石川の銘酒に舌鼓、極上の金沢の夜となりました。
さて、初めて訪れた金沢に大興奮の沼津組2名は、学会の合間に兼六園・金沢城・21世紀近代美術館・尾山神社・近江町市場といった金沢市内の観光名所での研鑽を怠らず、金沢そのものを勉強して大満足で帰路に着きました。
放射線科診断医にとって、学会・研究会こそ新しい知見を得て自らの知識を刷新する好機であると認識できた腹部放射線学会でした。来年は北海道・旭川で開催予定です。(川島)


小澤先生お疲れ様でした

2016年06月25日

2016/6/24、診断部の小澤先生の大学病院での勤務最終日でした。入局後、関連病院での勤務を経たのち、大学病院に戻られ、4年強に至るご勤務、本当にお疲れ様でした。口数は少ない先生ですが、淡々と正確に読影される姿がとても印象的でした。小澤先生の読影レポートは無駄を削ぎ落としたシンプル、しかし必要十分、ミスがないというのを感じているのはきっと僕だけではないと思います。新天地に移動されても、ますますのご活躍を祈念いたしております。本当にありがとうございました。(雑賀)

それに先立ち、6/22に某お好み焼屋で送別会を行いました。ご希望の「ネコ」(さすがのオザワ節!)はプレゼントできませんでしたが、せめてものネコグッズでお許しを…ご購入に備えていただければと思います!


ASNR 54th Annual Meeting 2016

2016年05月28日

2016/5/23(月)から26(木)にワシントンDCで開催された米国神経放射線学会(ASNR)に参加させて頂きました(21-22日はセミナー)。参加自体は24-25日の2日間と短期間でしたが、当科からUCLAに留学中の横田先生をはじめ、多くの先生方と交流を図ることができ、大変有意義でした。僕は以前に総会で発表した上眼静脈に関する内容のElectronic Posterでしたが、横田先生はFocal cortical dysplasia (FCD)におけるMRIとPETのdiscrepancyについて、今年から導入されたturbo talkで発表されていました。これは発表のサマリーを”turbo”に”talk”したのち、参加者と詳細にディスカッションする形態で、ご本人いわく、いわゆる古典的なオーラルでの発表よりは英語の負担、ストレスは少ないようですが、さすが留学中、度胸が違います。横田先生以外にもUCLAに留学されている他の先生方のご発表を目の当たりにし、井の中の蛙、チキンを脱却することを改めて心に誓った次第です。
ワシントンDCはご存知の通り、アメリカの首都で、東海岸にある50州に唯一属さない特別区です。ホワイトハウス、国会議事堂、スミソニアン博物館などなど、観光スポットは大変多く、数日ではとても回りきれませんが、学会より(?)いささかアクティブになってしまったようです。
このような機会を与えてくださった先生方に心より感謝いたします。ありがとうございました。(雑賀)


前途を祝して

2016年03月25日

ドイツ人医学生の留学最終日と放射線科・放射線部の合同送別会が重なった2016年3月25日、昼食のあとに留学生の彼が、最終日にはケーキを振る舞うというドイツ流のお礼をしてくれました。英語熱の高まった5週間はあっという間でした。 We are looking forward to seeing you again !!

夕方からは三井ガーデンホテル千葉にて合同送別会が開催されました。放射線科からは東出先生、服部先生、大平先生の3名が異動となりました。千葉大学放射線科では不毛であったIVRの礎を作ってくださった東出先生(IVRで一緒に治療することの多かった呼吸器内科・杉浦先生も参加していただきました)、埼玉で小児画像を学ぶとともに、結婚を機にますます子作りにも(?)励まれるであろう服部先生、沼津の藤本先生の元で一般病院での研鑽を積むとともに、飲み会、もとい新入局者の勧誘にも一層熱が入るであろう大平先生、3名の先生方の新天地でのご活躍を祈念いたします。本当にお疲れ様でした。(雑賀)


2015年度 Farewell party

2016年03月24日

2016年3月24日、新たな任地へ赴く先生方の送別会と、5週間の留学期間を終えたドイツ人医学生のfarewell partyが千葉駅近くのイタリアンレストラン“アンティコ・ジェノベーゼ”で開催されました。お別れする先生方のご挨拶に聞き入りながら、共に放射線医学を志して一喜一憂した時間は、共有した時間の長短に関係なく互いに貴重なものであったと感じました。そして、遠隔読影が進む現代であっても、恩師・先輩・同期には常に傍にいて欲しいという寂しさが募りました。旅立つ先生方には愛を込めて花束を、ドイツ人医学生の彼には日本土産として扇子・手ぬぐい・チーバくんを贈呈し、今後も変わらぬ交流を誓い合いました。
バジルの香に惜別の涙のアクセントが効いた芳醇なイタリア料理を堪能し、ジェラートの甘い口どけに癒され、エスプレッソの刺激に励まされ散会となりました。
別れの次に訪れる新たな出会いを期待して、新年度を迎えようと思います。参加してくれた初期研修医の皆様にも感謝です。(川島)


We had a welcome party !!!

2016年03月5日

国際派放射線科を標榜する当科には、昨年に引き続きドイツ人医学生が5週間の予定で留学しています。2月24日、名門シャリテ(Charite)ベルリン医科大学より来日した留学生の歓迎会が千葉駅近くの音波(OTOHA)で開催されました。かつては寺田寅彦、北里柴三郎、森鴎外が学び、森鴎外記念館がキャンパス内にあるという親日的な雰囲気もあるChariteで学ぶ彼は、Neuro-Radiologistへの憧憬を持ちつつ日本の和風建築にも造詣が深いという多才な医学生であり、本邦の画像診断と放射線治療の概論を理解しようと勉学に勤しんでおります。歓迎会では、同時期に当科で病院実習を行った海外大学出身の本学医学科5年生S君や、海外在住経験豊富で語学堪能な当科治療部の原田先生のリードで日独交流が図られ、Pop Culture、ベルリン映画祭の話題、日本の自然美、そして両国それぞれの歴史観に至るまで日本酒を片手に会話が弾みました。日本酒の旨味をdryと表現して喜んでくれた彼の留学がsweetでjuicyなものとなるよう、言語の壁を超えた親交を期して散会となりました。
尚、彼は静寂に包まれて自然美を堪能できる東京近郊の名所スポットを探しております。お心当たりの方は当科までご一報を。(川島)


肝臓がアツイ

2016年03月5日

2016年2月25日に新宿で行われた第365回東京レントゲンカンファレンスに再びディスカッサーとして参加させていただきました。今回頂いた症例は肝臓の疾患でした。この日のために診断部の先生方と頭を悩ませましたが、しっくりくる答えは導き出せず会場へ向かいました。スライドで発表でしたが、パワーポイントのリハーサル機能のタイミング保存を使ってしまったため、意図しないタイミングでページが進んでしまい焦りました。二度と使うまいと心に誓いました。
結局、答えはfibrolamellar HCCでした。病歴や所見は確かに一致するので当てられず残念でした。ただ、かなり稀な疾患なので、検査前確率とか、感度とか、特異度とか考えると、所見が揃っていてもその診断を下すのはなかなか難しいなあと、言い訳させてください。とはいえ肝臓の読影の仕方、疾患についてたくさん勉強できる機会になりました。
今年の1月、2月はIVRの修練のため消化器内科の先生方のご協力のもと、TACEに参加させていただきました。来る4月の日本医学放射線学会総会では肝臓の放射線治療について発表させていただきます。個人的には今”肝臓がアツイ”です。(岩井)


服部真也先生Wedding Party@Happoen

2016年03月1日

2016年2月14日、1年でもっとも甘い日、当科の服部真也さんと当院診療放射線技師の鈴木雅子さんのwedding Partyが東京・白金台の八芳園で開催されました。
当日は放射線部・飯森さん総指揮の下、放射線部スタッフの総力を挙げてありったけの祝意を体現したhotなpartyとなりました。飯森さんは新郎新婦からバレンタイン・ウェディングの計画を聞き、「何も言わずに全て俺に任せろ」と渾身の男気を表し、思い出深いpartyを演出されました。ケーキカット、ファーストバイト、スピーチ、happy抽選会と盛り上がり、会場は正に♪Chocolate Disco! 昂揚感に包まれた出席者の祝福の腕のアーチをくぐって真也さん雅子さんは退場されました。新進気鋭の放射線科医と当院放射線部随一の才媛のカップル誕生に、もはやお二人の間を遮蔽するものは何もありません。誓い合った愛は、減衰することなく加速を続け、永遠に真っ直ぐ貫かれることでしょう。これからも新郎新婦の益々のご活躍をお祈りしております。(市川)


向井先生大学院卒業お祝い会 feat.Kariage

2016年02月12日

先日千葉駅近くのビアホールにて向井先生の大学院卒業を祝う会を開きました。日々の業務の中で論文を仕上げるのは大変なことと思います。
本当にお疲れ様でした。自分もがんばらなくては。

当日はローテーションでまわってきてくれた研修医の先生や学生さんもたくさん参加してくれました(写真に向井先生は写ってません!!)。学生のS君はこの日のために気合を入れて(?)自分で後ろ髪を刈り上げてきたようです。不思議です。向井先生のお祝いのはずが、刈り上げトークでもちきりでした。そんな彼も放射線科に興味を持ってくれて嬉しい限り、そして色々な意味で将来が楽しみです。
肌寒く忙しい日々ですが、愉快な会でリフレッシュできました。
ブログを読んでくださった方は気軽にいいねしてくださると編集長も喜びます。(岩井)


結婚お祝い会

2016年01月8日

2015年最後の勤務日である12月28日(月)、2015年に新婚生活をスタートした滝嶋先生・服部先生・市川先生のご結婚をお祝いする会が、当科診断部主催で千葉駅近くのレストラン“La Rosetta”で開催されました。馴れ初めやプロポーズの瞬間の様子、指輪購入エピソードなど赤裸々に語られたご夫婦の秘話は、赤面にはワイン不要とばかりに熱い熱いものでした。結婚によりプライベートが充実することで益々仕事に力が入ることでしょう。
2015年は、3組の結婚のみならずマイホーム新築が相次ぐなど慶事の多い年でした。来る2016年も祝杯を挙げる機会が多いことを祈りつつ散会となりました。(川島)


第40回千葉大学医学部放射線医学教室同門会例会

2016年01月8日

去る12月19日(土)、千葉大学医学部内で第40回を数える当科の同門会が開催されました。同門会は、最新の研究成果の発表・討議と、当科で学んだ学内外の諸先生方との懇親を目的として、年1回、毎年12月に開催されています。今回の研究発表は、画像診断部門5題、血管治療部門3題、放射線治療部門6題の計24題について活発なディスカッションがなされました。結果の解釈や追加すべき検討項目など種々のご指摘を頂戴し、新人の後期研修医にとっては学会発表に向けての絶好の修練の場となりました。会の後半では、死亡時画像診断における国内屈指の専門家でおられる(財)Ai情報センター代表理事・山本正二先生による特別講演がありました。同センター設立10年を経た最新のAi事情など放射線科医のみならず臨床に携わる医療者にとって有用な知見をご講義いただきました。
例会後は、恒例となった東天紅での懇親会が開催されました。新旧の同門諸先生方との歓談では、自己紹介や近況報告に始まり様々な話題に花が咲き、瞬く間に散会となりました。その後は有志による二次会、三次会へと進んで親交を深めて夜が更けました。
次回の同門会は2016年12月17日を予定しています。次回までに研究成果の更なる発展を期して同門の先輩方をお待ち申し上げます。(川島)