活動報告

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【参加報告】2024/11/21 日本放射線腫瘍学会第37回学術大会

2024/11/21

 2024年11月21日から23日にかけてパシフィコ横浜ノースで開催された日本放射線に参加しました。当科からは、学会理事長の宇野教授をはじめ、多数のスタッフが発表者として参加されました。

当医局の大先輩でいらっしゃる新松戸中央総合病院 伊丹 純先生がゴールドメダル(旧特別功労賞)を受賞されました。日本の放射線腫瘍学会の発展に顕著な貢献をされた方に贈られる賞とのことで、自分たちも伊丹先生のような立派な放射線治療医になるべく身の引き締まる思いです。

 

当科の鍋島先生が優秀教育展示賞を受賞されました。演題名は「過多月経の治療目的に放射線治療によるovarian ablationが検討された5例の報告」で、手術治療や薬物療法が困難な過多月経症例に対して、放射線治療により内分泌学的閉経を達成した自験例を報告しました。
良性疾患ということでどういったスタンスで症例を提示するかであったり、考察の切り口などに悩んだ発表でしたが、座長の先生や会場からは好意的な反応で、興味を持って聞いていただけました。様々な他施設の先生方からもご質問を頂き当科としても大変勉強になりました。


今回の学会は、プリクラやスタンプラリー、炎上許容企画等、例年よりも多くの企画があり、楽しい学会であったとともに、諸先輩方の活躍を見て、すごく刺激になりました。

このような楽しい学会を開催していただいた山梨大学の皆様にこの場をお借りし御礼申し上げます。

次回の日本放射線腫瘍学会第38回学術大会は、2025年11月に東京国際フォーラムで開催予定です。