診療について

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診療目標

「こども達の味方です。お子さんとご家族が安心し、納得できる医療を提供します」 つらさ、くるしさを言葉に出せない子どもにかわって代弁できるよう、子どもの人権と意思を尊重した医療を行います。ご家族への情報提供をしっかり行い、納得した医療を提供します。

千葉大学病院の「こどもの権利」

  1. ひとりの人間として、思いやりのある医療をうけることができます。
  2. 最も良い、安全な医療をうけることができます。
  3. 病気のことや病気を治してゆく方法を、一人一人にあわせた言葉や絵などを使って、病院スタッフから説明をうけることができます。
  4. わからないことや心配なことがあるときは、いつでも病院スタッフに話をすることができます。
  5. 他の人に知られたくないことは秘密にできます。
  6. 自分の体のことは、自分で決めることができます。
  7. 入院しても、勉強したり遊んだりすることができます。

 

複合的な障がいを持つお子さん、慢性疾患のお子さん、重症なお子さん、難治性疾患のお子さんの全人的医療を行っています。「すべては目の前の子どものために」、これを合い言葉として総合医療を提供します。

難治性疾患に対して、新しい治療や医療を開発しています。標準治療では治療の難しい患者さんと保護者の皆さん、このような医療を行う為には皆さんの理解と協力が不可欠です。保護者の立場にたって安全を十分担保した上で協力をお願いします。診療の場でしっかり説明しますのでご協力をお願いいたします。

よりよい医療を提供している施設がある場合、転院を勧めることもあります。また、ご自分が他の医療機関の意見を聞いてみたい場合(セカンドオピニオン)、遠慮なくおっしゃって下さい。お子さんが最善の医療をうけられるようにいたします。

 

診療内容

分野

内容

神経(月曜日)

小児の神経と筋に関わる疾患(脳炎・脳症、てんかん、不随意運動、遺伝性疾患、ミトコンドリア異常症、先天奇形、Guillain-Barre症候群、遺伝子性ニューロパチー等)の診断・治療を行っています。
発達障害につきましては、当院こどものこころ診療部にお問い合わせください。

感染症(火曜日)

慢性、遷延性の呼吸器疾患、尿路感染症、上部消化管機能異常、免疫不全症の感染管理、予防接種の相談等を行っています。

血液・腫瘍(火曜日)

小児の血液・腫瘍(再生不良性貧血などの血液疾患、小児白血病・リンパ腫・神経芽腫・横紋筋肉腫などの小児がん。慢性活動性EBウイルス感染症・血球貧食症候群。造血幹細胞移植等)の診療を専門的に行います。貧血、出血しやすいといった血液の病気と小児がんの治療とその後のフォローアップを行っています。

内分泌(水曜日)

内分泌疾患(低身長・成長障害、甲状腺疾患、副腎疾患、性発達異常、カルシウム・ビタミンD関連疾患など)、小児糖尿病の診療を行っております。

新生児(水曜日、金曜日)

新生児・外科疾患の診療とその後のフォローを行っています。

免疫・アレルギー(木曜日)

小児アレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)、小児膠原病、原発性免疫不全症の診療を行っています。食物経口負荷試験、生物学的製剤、急速経口免疫療法等の検査・治療を行っています。

循環器(金曜日)

小児の心臓病の診療を専門的に行います。心臓に雑音がある、顔色が悪い(チアノーゼ)、脈が乱れる(不整脈)、息切れがする、胸痛、失神するなどの症状がある場合、あるいは川崎病にかかった場合にはご相談ください。成人になった先天性心疾患を成人科と協力して診療しています。

臨床法医(火・金曜日)

児童相談所、検察、警察からの依頼にて被虐待児の診察を行い、法医学者と協力して意見書を作成(一般病院や患者様からの予約は受け付けておりません)

初診の患者様へ

当院での診療を希望される際は、診療情報提供書(紹介状)をご持参下さい。 初診時、他の医療機関からの紹介状をお持ちでない方には、保険外併用療養費制度に基づく初診に係る特別の料金として11,000円をご負担いただきますのでご了承ください。

千葉大学病院ホームページの初診案内をご覧下さい。

千葉大学病院ホームページの初診案内へ

 

初診時に持参するもの

 

診療外来表


各曜日で専門外来が行われています。詳細は、千葉大学医学部附属病院ホームページをご覧ください。
千葉大学医学部附属病院ホームページ・「小児科」ページ