脳神経外科紹介

ページタイトル画像

手術実績

千葉大学病院脳神経外科と関連施設では、他と比較し対応できる疾患が多様であり、脳腫瘍、脳血管障害はもとより、すべての脳神経外科疾患の手術を行なっています。

患者さんにとっては、われわれの施設を訪れれば、必ず適切な治療法を選択することが出来るわけです。脳神経外科を目指すレジデントにとっては、多くの症例を経験でき非常に有利なところとなります。

最近10年間の千葉大学病院脳神経外科での手術総数は、毎年右肩上がりで増加しています(下図)。2020年および2021年は、Covid-19/新型コロナウイルス感染症の対応のため、手術ができない期間が約1ヶ月間ありましたが、2022年に手術件数は大きく増加し、2023年はさらに増えて年間622件(前年度比+6%)の手術が行われました。脳腫瘍や血管障害(開頭及び血管内治療)が多いだけでなく、外傷、機能的脳神経外科、脊椎脊髄など、全ての分野の手術が増加しています。

 低侵襲手術の開発は当科の主たるテーマで、神経内視鏡手術は、内視鏡単独手術の確立や内視鏡による術中補助の増加に伴い、適応が拡大しています。また、最大限の摘出と機能温存の両立を目的とした覚醒下手術も2017年以降、非常に増えています。