千葉大学大学院医学研究院
腎臓内科学
千葉大学病院
腎臓内科
2019/05/08
臨床研究
千葉大学大学院医学研究院 腎臓内科学では、腎臓病の克服や腎代替療法の安全性の向上を目指して、以下のような臨床研究を行っています。
これらの臨床研究は、文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」等の「医学系指針」に基づき実施しています。
研究は診療の一環として得られた検査データもしくは検体の一部を対象として行います。研究のために不必要な検査が追加されることはありません。
(研究のための検査をお願いする場合は、ご説明を別途行い、ご同意を頂いた上で行います)。
研究の対象となる患者さんもしくはご家族の方で、以下の研究へのご参加を希望されない方はそれぞれの問い合わせ担当者もしくは担当医にご連絡ください。たとえ参加をお断りになられても、不利益を受ける事はありません。また、同意した後にいつでも同意を撤回することができます。ただし、すでに研究結果を学会・論文にて公表されている場合は、データを破棄できない場合があります。
お申し出が無い場合は、各研究への参加についてご同意を頂いたものとさせて頂きます。ご了承くださいますようお願い申し上げます。
研究の方法に関する資料は閲覧、入手していただくことが可能ですが、他の患者さんの個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内に限られます。
資料の閲覧または入手を希望される方は以下のそれぞれの問い合わせ担当者もしくは担当医にご連絡ください。
研究内容
1) 腎臓内科疾患のデータベース作成ならびに腎臓病の新規診断法と新規治療法の開発
2) 人工知能を用いた透析診療補助システムの開発に関する研究
3) 血液透析用カテーテル挿入術に至る手技時間及びそれにかかる医療コストの調査
(日本透析医学会の他施設調査)
4) ミトコンドリア病関連腎疾患の全国調査(他施設共同研究)
5) 構造化マニュアルを用いた透析診療補助システムに関する研究
6) 維持透析患者における血圧低下および血圧変動性に関する観察研究
7) 後天性腎疾患の病態における液性因子の検討
8) 急速進行性糸球体腎炎の全国症例疫学調査(2016-2019年度)
9) 慢性腎臓病患者におけるダパグリフロジンの臨床的効果に関する観察研究
10) 維持血液透析患者における血圧低下および血圧変動性に関する観察研究の追加検討
11) 腎疾患患者における新規尿中バイオマーカーの開発
治験
1) H30年2月~H31年4月:慢性腎臓病患者対象、ルビプロストンの尿毒症物質低下及び腎機能定価抑制効果を検討する無作為化、二重盲検、プラセボ対象、多施設共同、探索的治験(医師主導治験、東北大学)
2) H30年4月~H31年4月:糖尿病性腎臓病患者を対象としたプラセボ対照ランダム化二重盲検比較試験(RTA402第III相臨床試験)