千葉大学大学院医学研究院
先進予防医学共同専攻・運動器疼痛疾患学教室
ファイザー株式会社より、「Educational program of diagnostic imaging for promoting pain treatment in osteoarthritis care」に関する研究助成を受けましたので、研究の成果を公表いたします。
会場:ホテルグリーンタワー幕張 4F ロイヤルクレッセント
要事前登録
教育研修講演
岐阜大学 整形外科 講師 小川 寛恭 先生
開催形式:現地開催
特別講演1
「ラグビーのチームドクターに必要なことー2019/2023ラグビーワールドカップに帯同してー」
2023年フランスラグビーワールドカップ日本代表チームドクター 高森 草平先生
特別講演2
「スポーツに伴う間接軟骨障害の病態と治療」
島根大学医学部整形外科学 教授 内尾 祐司先生
これだけは知っておいて欲しい 基礎知識、診断・治療
会場 現地:千葉大学亥鼻キャンパス 医学部棟4F セミナー室1
WEB配信あり
この研究会は Pfizer Independent Medical Education Grantのサポートを受けています
会場 幕張グリーンホテル
特別講演 北海道大学病院スポーツ医学診療センター・教授 近藤英司先生
ハイブリッド開催予定
於:TKP千葉駅東口ビジネスセンター カンファレンスルーム4E
この研修は Pfizer Independent Medical Education Grantのサポートを受けています
開催形式:現地開催
特別講演1
「膝周囲骨切り術後のスポーツ復帰のためのリハビリテーション」
日本鋼管病院リハビリテーション技術科 副科長 大見 頼一先生
特別講演2
「膝周囲骨切り術のバリエーションとその適応・pitfalls」
兵庫医科大学整形外科学教室 講師 中山 寛先生
2022年度 JOSKASフェローシップ② 岡山大学 整形外科 平成24年卒 渡邉 翔太郎
この度は日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)のJOSKASフェローシップのフェローに採用いただき、9月の広島大学に続きまして、12月6日から12月9日の4日間、岡山大学整形外科に施設訪問させて頂きました。非常に実りある4日間を過ごすことができましたこと、この場を借りてJOSKASに感謝申し上げます。
岡山大学整形外科の膝関節チームは、古松先生が先頭で強い推進力で引っ張っていて、横山先生が非常に温厚にチームをまとめあげ、大学院生が臨床も研究も奮闘するという素晴らしいチームでした。膝チームの大学院生の研究は卒業生含め数多くの論文を発表されていて素晴らしい業績をチームとして作り上げていると感じました。私のフェローに合わせて、簡単な勉強会をわざわざ開いてくれ、これまでの研究内容の発表の機会を頂きました。温かく聴いてくださり貴重なご意見を頂くことができました。本当に歓迎をしていただいたと強く感じております。
臨床についても、4日間で多くの膝手術、とくに古松先生の代名詞とも言うべき半月板修復術(いわゆるMMPRTのpull out法)を実際に見学させていただき、そのコンセプトや変遷も教わりました。また、膝外来の見学もさせて頂き大変勉強になりました。臨床での疑問から仮説を立てて、実証し、修正し、また実証を繰り返すという疎かになりがちな地固めをして進んでいく過程には研究マインドが溢れていて、先まで見越した綿密な展望をもって日々の診療を行っていることを感じることができました。
広島でのフェローシップに引き続き、岡山大学でも同年代の先生方とも非常に仲良くさせて頂きました。今後も切磋琢磨してお互いに刺激しあって行ければと思っています。
今回得た知識や経験は千葉大学に還元していきたいと考えております。当膝グループも佐粧孝久先生のご指導のもと私も微力ながら力添えさせて頂き、良いチームを作って行ければと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。
2022年度 JOSKASフェローシップ ① 広島大学 整形外科 平成24年卒 渡邉 翔太郎
この度は日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)のJOSKASフェローシップのフェローに採用いただき、9月12日から9月15日の4日間、広島大学整形外科に施設訪問させて頂きました。大変刺激を受けた非常によいフェローシップでした。この場を借りてJOSKASに感謝申し上げます。(施設②として岡山大学に12月訪問予定です。その時にはまたご報告をさせて頂きます。)
広島大学整形外科は本邦の膝関節外科を牽引してきた教室の一つです。臨床のみならず、自家培養軟骨移植術や間葉系幹細胞治療など基礎研究においても優れた成果を報告していて理想的な教室であると感じて希望させて頂きました。
膝手術の実際、膝外来の見学、基礎研究をおこなっているラボの見学、膝班の研究ミーティング、足の外科の外来と幅広く見学させて頂きました。膝班はトップが整形外科主任教授、かつJOSKASの理事長も務めている安達先生で非常に気さくでとても優しい先生でした。准教授の中前先生も同様の雰囲気を持っていて(お二人とも私と同じく学生時代はサッカー部に所属していたそうです!)千葉大学に似た土壌を感じましたし共通点も多いと感じました。そうした中で、特筆すべき点は、研究の組み立て、発表の手順などが非常に系統だっていて洗練されていると感じました。例えば、ACL再建については多施設レジストリーを組んでいて、術式についても自分達の研究結果を基にこだわりを持って行っていて、常により良い臨床成績に通じるように研究に取り組み、発表の予定を先まで組んでいました。
外来には複数の治験対象患者が来院し同時進行で進められていました。まずは基礎研究を行いその結果から治験に進め臨床に応用していくという過程をスムーズに繋げていると非常に感銘を受けましたし、広島大学整形外科の強さを感じました。また、大学病院の在り方や今後の研究や臨床、教育に関する心持ちなど非常に参考になるところが多かったです。千葉大学での活動に全力で生かしていこうと思います。
最後に、同年代の先生方とは、臨床(手術や外来)、臨床研究、基礎研究、そしてプライベートに至る話も多くさせて頂き非常に仲良くさせて頂きました。今後の学会活動が非常に楽しみです。切磋琢磨できる仲間を得られたことも非常に大きな収穫の一つです。
今回得た知識や経験は千葉大学に還元していきたいと考えております。当膝グループも佐粧 孝久先生のご指導のもと、臨床、基礎ともに意義のある発信をバシバシと続けて、日本一の膝グループを目指し頑張っていこうと考えております。若輩者ではございますが今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。
グループ悩まれている若手の先生方も、是非一緒に千葉の膝関節外科を盛り上げていきましょう、宜しくお願い申し上げます。
(Web配信、参加49名)
学術講演:ここまで来た!整形外科疾患のAI診断
千葉大学整形外科助教 牧聡先生
特別講演:耳鼻科医から見た整形外科手術の留意点
千葉大学大学院・耳鼻咽喉科・教授 花澤豊行先生
特別講演
春江病院 整形外科 関節温存・スポーツ整形外科センター センター長 中村立一先生
「これさえ聞けば網羅できる!OWHTOのAtoZ-基本概念から落とし穴、そしてスポーツ復帰までー」(事前登録制)
特別講演
東京大学大学院総合文化研究科 教授 福井尚志先生「膝OAにおける滑膜病変の意義」(事前登録制)
特別講演
千葉大学予防医学センター 臨床疫学教授 藤田紳輔先生「日常診療からエビデンスを見つける」(事前登録制)
第46回関東膝を語る会を主催します。
特別講演
東京医科歯科大学 古賀英之准教授「ACL再建術の工夫」(千葉市)
特別講演講師 弘前大学リハビリテーション科・教授 津田英一教授
「膝スポーツ損傷とリハビリテーション治療」
「人工関節」