千葉大学大学院医学研究院
産婦人科学講座
千葉大学病院
産科・婦人科
2024/03/12
甲賀かをり教授が研究代表者、石川博士診療准教授が研究責任者を務める特定臨床研究、「子宮内膜症に対するAT-04の有効性及び安全性に関するシャム機対照二重盲検並行群間比較試験第Ⅲ相試験」の概要が、千葉大学からプレスリリースされました。
本研究は、月経困難症、慢性骨盤痛など子宮内膜症が原因で起こる疼痛に対する、新規と痛除去機器の有効性と安全性を検討する前向き研究であり、現在当科をはじめとして、8つの研究機関で被験者のリクルートが始まっています。
本研究により、新規疼痛除去機器の子宮内膜症性疼痛に対する有効性と安全性が証明されれば、従来の薬物療法、手術療法では疼痛改善効果に乏しかった子宮内膜症性疼痛を有する患者様に対して、新しい治療の選択肢が増えることが期待されます。
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