千葉大学大学院医学研究院

産婦人科学講座

千葉大学病院

産科・婦人科

2008/08/27

　第3回千葉県周産期診療施設見学ツアーセミナーが8月16日・17日に開催されました。
　参加者は、22名(医学部学生16名、初期研修医6名)で、うち5名が男性でした。今回見学した周産期診療施設は、千葉市立海浜病院・東京女子医大八千代医療センター・成田赤十字病院・旭中央病院・君津中央病院・亀田総合病院の計6か所でした。昨年の第1回・第2回以上に、参加者も各施設の先生方も大変熱心で、ついつい滞在時間が延びて日程は大幅に遅れてしまいました。18日夜には、かずさアカデミアパーク内のホテルオークラでイブニングレクチャーが行われ、夕食・交流会には若手産科医が加わりました。その後、話は一向に尽きず二次会、さらには有志による三次会へと続いて行きました。

　今回のツアーについて参加者に無記名でお願いしたアンケートの結果を一部紹介します。

＜自由記載欄＞

• 施設の説明だけでなく先生方の思いなどが聞けてよかった。
• 他の大学にも積極的に告知すべき。
• 厳しい行程だったが充実したツアーとなり良かった。
• 各病院のパンフレットが欲しかった。
• 自分１人では行きづらい地域の病院を見学できて良かった。
• 将来どういう産婦人科になるのか不明確だったので、先生方との懇親会は参考になった。
• 選択肢の一つとして産婦人科を考えていて軽い気持ちで参加したが、このセミナーを終えて今は産婦人科に進みたいと考えるようになった。
• 興味深く有意義なセミナーだった。全員での質疑応答ではなく、小さなグループで懇親会だと質問もしやすくより実のあるツアーになると思う。
• 産婦人科に興味はあるが、自分が産婦人科医になる自信が持てなかった。
• HPなどではわからないことが、病院の先生方から伝わってきて、将来の進路を考える上でとても役に立った。
• 周産期に興味があるのでどの病院も魅力的であったが、産婦人科医になるためには婦人科も必要なので、それについても比較できたりすると良かった。
• それぞれの病院に特徴があり、興味深かった。皆熱心で産婦人科の将来は明るいと思った。

来年以降も、参加者から指摘された問題点を改善しつつ、この企画を続けて行きたいと思います。今回の参加者の中からやがて千葉県の周産期医療を担う人材が育ってくことを希望してやみません。そして、今始まった我々の試みが日本の周産期医療に何らかの形で貢献することを切に願っております。

主催者代表　長田　久夫
千葉大学医学部附属病院周産期母性科

千葉県周産期診療施設見学ツアーセミナー第3回日程表

＜１日目＞

10：00 千葉大学医学部附属病院集合・出発
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千葉市立海浜病院（見学）

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東京女子医科大学八千代医療センター（見学）

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成田赤十字病院（見学）

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旭中央病院（見学）

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かずさアカデミアパーク内
オークラアカデミアパークホテル到着
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ホテル内にて“イブニングセミナー”

1. 生水真紀夫（千葉大学産婦人科）	｢産婦人科医25年の邂逅｣
2. 大曽根義輝（君津中央病院新生児科）	｢産婦人科医25年の邂逅｣
3. 杉本雅樹（ファミール産院）	｢若き医師たちへ｣

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“夕食”並びに“産婦人科医・新生児科医との交流会”

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＜２日目＞

9：00 かずさアカデミアパーク出発

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君津中央病院（見学）

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亀田総合病院（見学）

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（亀田総合病院内で昼食）

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15：00 JR千葉駅到着・解散