千葉大学大学院医学研究院
産婦人科学講座
千葉大学病院
産科・婦人科
千葉大学大学院医学研究院 生殖医学講座
千葉大学医学部附属病院 婦人科・周産期母性科
2010年に千葉大学産婦人科に入局し,君津中央病院,千葉市立青葉病院などで診療を通じて様々な経験をして,2016年5月より千葉大学病院に勤務しています.専門は婦人科腫瘍で,主に子宮がん・外陰がん・腟がんの患者さんを中心に診療しています.また、2020年より三橋准教授(現・獨協医科大学教授)から若年生子宮体癌の妊孕性温存療法の診療を引き継いでいます。
<患者さんへ>
婦人科がんは若い患者さんが多いです。がんを発症してしまうと、手術も抗がん薬も放射線も、治療を受けると少なくない代償(副作用・合併症)が発生します。がんを治癒させ,患者さんとご家族に安心していただくことはもちろんのこと,がん治療中・治療後の日常生活ができるだけ元の状態に戻り、社会においてまた活躍できるよう診療することを心がけております。千葉大でがん治療が受けられて良かったと思っていただければとても嬉しいです。
<医学生・初期臨床研修医の方々へ>
産婦人科にはどのような印象をお持ちでしょうか? やはりメインは「お産」だと思います.しかし実際にはお産以外にも,手術,抗がん薬,不妊治療,月経不順,月経困難症,更年期・・・など,診療の幅が非常に広く,とてもやりがいのある診療科です。
私は2017−2019年に産婦人科サマースクールのインストラクターなどを通じて全国の産婦人科医のリクルート活動なども行ってまいりました.産婦人科って・・・,「忙しくないのかな?」「男性医師にはハードルが高くない?」「女性医師にはハード?出産できるのかな?」「専門性が高すぎない?」「訴訟が怖いよね」などなど様々なネガティブな意見があるのは知っています.が,一度見学に来てくれればそんなネガティブな意見が正しくないことを教えられると思います.
2023年、新教授を迎え、ますます医局の雰囲気は良くなりました。千葉大産婦人科の長所は様々ありますが,一番の長所はみんな仲が良く,お互い助け合いながら仕事していることと思います.少しでも興味があれば見学に来てください.医局員みんなで歓迎します.
金沢大学医学部 卒業(2008)
横須賀市立うわまち病院 研修医(2008)
千葉大学大学院医学研究院(2011)
君津中央病院 (2011)
千葉市立青葉病院 医長(2014)
竹田綜合病院(2016)
千葉大学大学院医学研究院(2016)
千葉大学大学院医学研究院 助教(2019)
婦人科腫瘍
子宮体がん、子宮頸がん、ロボット手術、子宮体がん妊孕性温存療法
主な論文
Habu Y, Mitsuhashi A, Hanawa S, Usui H, Horikoshi T, Uno T, Shozu M. High prevalence of pulmonary embolism prior to cancer therapies in patients with ovarian and endometrial cancers detected by contrast-enhanced CT using D-dimer as an index. J Surg Oncol. 2021 Jul;124(1):106-114. doi: 10.1002/jso.26471. Epub 2021 Apr 29.
子宮体癌up to date 子宮体癌の代謝内分泌学的リスク因子とメトホルミンの作用機序
千葉大学婦人科
羽生裕二、碓井宏和
産婦人科の実際 71巻11号 (2022年10月) 1289-1295
Mitsuhashi A, Habu Y, Kobayashi T, Kawarai Y, Ishikawa H, Usui H, Shozu M. Long-term outcomes of progestin plus metformin as a fertility-sparing treatment for atypical endometrial hyperplasia and endometrial cancer patients. J Gynecol Oncol. 2019 Nov;30(6):e90. doi: 10.3802/jgo.2019.30. e90. PMID: 31576686
日本産科婦人科学会(専門医・指導医)
日本女性医学学会(女性ヘルスケア専門医)
日本内科学会(認定医)
日本婦人科腫瘍学会
日本産科婦人科内視鏡学会
日本周産期新生児学会
日本臨床細胞学会
日本がん治療認定医