千葉大学大学院医学研究院

呼吸器病態外科学

千葉大学病院

呼吸器外科

女性医師の割合は、年々増加しています。

医師は資格を生かすことで多様な働き方が可能である半面、ライフステージの変化が大きい女性は、離職を選択せざるを得ない（あるいは当初選択した専門分野を変更せざるを得ない）こともあります。

女性医師が国家試験合格者の3割を超えた現在、女子医学部生、女性研修医の方々が専門科を選択するにあたって特に大きな制限を感じることは少なくなっていると思います。

外科系の科における女性医師の割合は未だ1割以下ですが、年々増加傾向にあります。

呼吸器外科は、外科系のなかでは比較的緊急処置・手術が少なく、また手術時間が短めであることなど女性にも薦めやすいと考えますが、最も大事なことはそういうことではありません。

まずは医師として一人前になること、そのためにどのような研修を受け、どのような仲間と切磋琢磨していきたいかを考えてみましょう。

そしてワークライフバランスを念頭におきつつ、医師として成長していくことを考える必要があります。

結婚・出産・育児・介護などとの両立に漠然とした不安がある方も多いと思いますが、過度の心配は無用です。

医療現場は他職種も含め、女性の多い職場であり、育児面との両立で言えば、千葉大学病院には、院内保育、病児保育、学童保育などが整っており恵まれた環境にあります。

女性のライフ側のステージに変化があるように、医師のワーク側のステージにも臨床研修からスタートしたあとは、いろいろな変化（研究や留学など含め）があります。

仲間と一緒に成長し、乗り越えていきましょう。

呼吸器外科には男女問わず、ワークライフバランスを大切にしている仲間がたくさんいます。

呼吸器外科に少しでも興味がある方はぜひ気軽に声をかけてください。