千葉大学大学院医学研究院
消化器内科学
千葉大学病院
消化器内科
2024/07/08
※ハンズオンセミナーの性質上、
応募者多数の場合には全員にご参加いただけない場合がございます。
予めご了承ください。
※当日にボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社による
商品紹介もございます。
お申し込みは下記申込フォームからお願いいたします。
https://forms.gle/MSmrpSHew1qVdNrH6
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)は、胆膵疾患の診断および治療において幅広く行われる重要な手技です。しかし、その手技はしばしば非常に難易度が高く、適切な技術と経験が必要です。また、重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、慎重なアプローチが求められます。
本セミナーは、消化器内科および胆膵内視鏡に興味を持つ研修医を対象としています。胆膵疾患におけるERCPの基本的な流れを学び、実際に手技を体験することで、自信と技術を向上させることを目的としています。
セミナーでは以下のERCPの基本的な流れを体験していただきます:
1. **スコープの挿入**:正確なスコープの挿入方法を学びます。
2. **乳頭の正面視**:乳頭を正確に視認する技術を身につけます。
3. **胆管挿管**:胆管への適切な挿管方法を体験します。
4. **乳頭処置**:乳頭への処置方法を学びます。
5. **ステント留置**:胆管にステントを留置する技術を体験します。
研修医の皆様が実際の臨床現場で自信を持ってERCPを行えるよう、経験豊富な指導医が丁寧に指導します。是非ご参加ください。
早期消化管腫瘍に対するESDは国内ではほぼ標準化され、海外でも徐々に普及しつつあります。昨今は種々のデバイスの進歩によりさらに安全かつ確実な手技が可能となっています。
本ハンズオンセミナーでは、ESDの初学者を対象にESDの基礎について学んでいただきます。人工ESDモデル(植物由来の手術トレーニング用模擬臓器・VTT(Versatile Training Tissue)の粘膜モデルを胃の形状に固定したもの)を使用してESDを行います。
様々なデバイスが用意してあり、希望に沿ってそれらを用い、切開、剥離技術の習得を目指します。
経験豊かな講師陣がマン・ツー・マンで指導を行います。ESDをこれから行っていく消化器内科医にとって、技術の向上や安全性の確保をする貴重な機会になると思います。