経済的支援
○千葉大学 全方位・挑戦的融合イノベーター博士人材養成プロジェクト
このプログラムは,既存の枠組みを越えて博士後期課程学生の自由で挑戦的・融合的な研究を支援するとともに,学生が研究に専念できる環境を整備し,併せてキャリアパスの支援などを行うことで,優秀な博士後期課程学生を多様なキャリアパスで活躍できる博士人材へと導く事業です。
千葉大学は,博士後期課程の全専攻から優秀な学生を選抜して研究奨励費等を支給するとともに,様々なキャリアパス支援に向けた取組を行っています。
これにより,我が国の超高齢少子化や大規模災害等の課題,新規感染症等の人類共通の課題に迅速に対応し,様々な研究分野やセクターでイノベーションを創発する博士人材を養成します
このプログラムに採用された学生には、研究奨励費(月額18万5千円)及び研究費(年額20万円から150万円までの範囲内)が支給されます。
千葉大学 全方位・挑戦的融合イノベーター博士人材養成プロジェクト
○卓越大学院プログラム『革新医療創生CHIBA卓越大学院
このプログラムは修士2年と博士4年からなる学位プログラムで、博士課程(先端医学薬学専攻)に入学した方もプログラムに参加できます。
博士課程では、最初の3ヶ月、革新医療創生演習を行います。医学部や工学など部局の枠を越えて作られた6つのクラスターをローテーション制で、様々な分野を横断的に学修し、多角的な視点や分野融合の研究力を磨きます。
本プログラムの所属する学生に対して、RA、研究費、海外学修の費用、専用ルームなどのサポートが得られます。
また能力を高める様々な取り組みとして、トリプル指導教授(きめ細かな指導)、学生主役の企画を奨励(必要費用を支援)ローテーション演習やリトリートなどの独自の取り組み、国内外企業のトップと討論、交流など、様々な機会を得られます。
博士人材を養成するためのプログラム、サポート体制が増えていますが、修士課程からのサポートがあるのは本学の医療系では卓越大学院プログラムのみです。
○入学料・授業料免除
入学料については入学手続き時に、授業料については半期ごとに申請することができます。
手続きに関する詳細は下記のページをご覧ください。
入学料・授業料免除制度 | 国立大学法人 千葉大学|Chiba University (chiba-u.ac.jp)
○千葉大学奨学支援事業(給付型奨学金)
経済的に困窮しつつも勉学に励み、優秀な成績を修めている学生が経済的な負担を過度に心配することなく修学できることを目的に支給する制度です。大学院(修士課程・博士課程)の学生で、当該年度の前期の授業料の全額を免除された者が対象となり、1名につき10万円が支給されます。博士課程の推薦枠は医科領域、薬学領域それぞれ1名です。
○TA(ティーチングアシスタント)制度
優秀な大学院学生に対し、教育的配慮の下に教育補助業務を行わせ、学部教育におけるきめ細かい指導の実現や、大学院学生が将来教員・研究者になるためのトレーニングの機会の提供を図るとともに、これに対する手当支給により、大学院学生の処遇の改善の一助とすることを目的としています。業務内容は実験、実習、演習等の教育補助業務です。
謝金 1時間当たり 修士課程 1,200円 博士課程 1,300円
○TF(ティーチングフェロー)制度
大学院教育の一環として,授業の支援業務を通じて学生の教育指導能力及び教育企画・運営能力を高めることによって,将来の大学教育において指導的な役割を担いうる人材の育成を図るとともに,教育的効果を高めることによって大学教育をより充実させ,あわせて手当の支給によって学生の処遇の改善に資することを目的としています。業務内容は、TAの業務のほか、担当教員の指導のもと、授業計画、授業資料、レポート課題の原案の作成など業務を従事することになります。
また事前に研修を受ける必要があります。
謝金 1時間当たり 修士課程 1,600円 博士課程 1,700円
○RA(リサーチアシスタント)制度
本学における学術研究の一層の推進に資する研究支援体制の充実・強化並びに若手研究者の養成・確保の観点から、本学が行う研究プロジェクト等に優秀な大学院学生を参画させ、研究業務を委嘱することで、研究活動の効果的な推進と、若手研究者としての研究遂行能力の育成を図ることを目的としています。
謝金は研究内容に異なり、謝金単価が5段階に設定されています。
○大学院学生等の海外渡航支援プログラム
グローバルに活躍する人材輩出の促進を目的として、海外での学修・研究活動を行う大学院学生等に対し、当該活動に必要な経費の全部または一部を支援するものです。海外の高等教育機関における共同研究、フィールドワーク、国際研究集会への参加による活動が対象となります。申請の際には計画書等のほか、英語の外部検定試験のスコアシートの提出も必要となります。
○ENGINEサポート
本学の必修となっている「ENGINE留学」での費用について、渡航費及び学会参加費の一部をサポートします。
参加後に必要書類の提出が必要となります。(年度内での手続きが必要です)
○その他
日本学生支援機構「特に優れた業績による返還免除制度」
日本学生支援機構の大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。
学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか、専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価し、学生の学修へのインセンティブ向上を目的としています。
貸与終了時に大学に申請し、大学長から推薦された人を対象として、本機構の業績優秀者奨学金返還免除認定委員会の審議を経て決定されます。
日本学生支援機構「特に優れた業績による返還免除制度」
※これまでの医学薬学府修士課程学生の免除件数
令和3年度 全額免除:医学 0名 薬学 1名 半額免除:医学 1名 薬学 2名
令和4年度 全額免除:医学 0名 薬学 1名 半額免除:医学 0名 薬学 5名
令和5年度 全額免除:医学 0名 薬学 1名 半額免除:医学 1名 薬学 5名
※これまでの医学薬学府博士課程学生の免除件数
令和3年度 全額免除:医学 0名 薬学 1名 半額免除:医学 0名 薬学 2名
令和4年度 全額免除:医学 0名 薬学 0名 半額免除:医学 0名 薬学 1名
令和5年度 全額免除:医学 0名 薬学 1名 半額免除:医学 0名 薬学 1名