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Vol. 2 卒後8年目医師(フェローとして卒後6年目より当院に赴任)

2024/09/19

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卒後8年目 T先生

 

千葉大学に来た理由を教えてください

千葉大学にきた理由は、救急集中治療における技術や知識を習得したいと思ったからです。
私はこれまで主にER型の救命救急センターで研修をしてきました。外来患者の対応に関しては経験がある一方で、最重症といえるような患者への対応には自信がありませんでした。
千葉大学救急科・集中治療部は豊富な症例と充実したマンパワー・設備を有しており、ECMOをはじめとした重症患者の管理を経験できることに魅力を感じました。

 

千葉大学に来て学べたこと、よかったことを教えてください

定期的なシミュレーションなども行われており、ECMOの導入や管理を学ぶことができました。大学病院であるため、多様な背景疾患(血液疾患や膠原病など)に関連した重症病態の患者、ハイリスクな術後患者、小児患者などの管理を経験できました。
また医学生の教育に関わる機会も多々ありました。これまで医学生との関わりはほとんどなく、難しいと思うこともありましたが、非常によい経験となりました。

医師・看護師をはじめとしたスタッフの皆さんの雰囲気もよく、充実した時間を過ごすことができました。勤務に関しては完全シフト制でon/offがはっきりしており、休日もしっかりあります。まだ小さい子供が2人おり、休みの日は妻の実家に顔を出したり、家族で遊びにでかけたり、ゆっくり過ごすことができています。

 

今後のビジョンなどを教えてください

千葉大学で学んだことを基盤に、出身地である富山県の医療機関で診療を行う予定です。一般的に首都圏と比較し、地方はどうしてもマンパワーなどが豊富とはいえないものと思います。そこで少しでも貢献できればと考えています。

 

今後短期~中期研修を希望している方へメッセージ

これから短期~中期の研修を希望している方には、ぜひ千葉大学での研修をおすすめしたいです。豊富な症例と充実した設備、そして何より指導してくださる先生方・スタッフの皆さんによって、大きく成長できる環境だと思います。千葉大学出身以外の先生も多く、いわゆる医局によるしがらみはありません。職場の雰囲気も非常によいです。大学病院とあまり固く考えず、飛び込んでもらっても後悔しない場所だと思います。