千葉大学医学部附属病院 整形外科 國安晃弘
この度、2023年7月2日に開催された「Cadaver Workshop in Chiba knee and foot ~Basic~ Clinical Anatomy Lab(CAL)」へ参加させていただきました。術式に沿って解剖を行い、教科書だけでは感じ取れない解剖構造や手技について直接体験することで、その複雑さを改めて認識しました。私達若手整形外科医にとって関節鏡に触れる経験は非常に貴重であり、思うような操作ができない難しさを身にしみて体感しました。また、最後に解剖範囲を広げ、普段の手術診療では触れるのを避けるような解剖構造を目視で確認することもでき、大変勉強になりました。
今回、私たちのような若手整形外科医に解剖や手技について学ぶ機会をいただき、ご遺体の先生、および白菊会の方々のご篤志に深く感謝いたします。
今回得た経験を生かし、日々成長し続けることを誓い、患者様やそのご家族により良い医療を提供できるよう努めてまいります。