令和5年8月26日に整形外科1年目の専攻医(25名)を対象として、整形外科 Cadaver Workshop in Chiba <Shoulder & Elbow> 〜Basic〜が千葉大学clinical anatomy laboratory (CAL)にて開催されました。
肩・肘疾患は非常にありふれた疾患で多くの患者様がいるため、その理解は非常に重要です。肩・肘関節は元々動きが大きい関節で、かつ日常生活の中で多様な動きを必要とするため、その機能がより重視されるという特徴があります。そのため、解剖学的な理解や治療方法(手術方法を含む)が非常に重要です。今回のワークショップでは、肩・肘関節周囲の基本的な解剖から、骨折の基本的な手術手技(鎖骨骨折や上腕骨頚部骨折、肘頭骨折に対するものを中心に)を習得することを目標に講義と実習を行いました。肩・肘関節の手術を行ったことがない専攻医も多く、また指導する側も更なる解剖知識の習得や手術手技の習熟を得ることができ、とても有意義なワークショップになりました。
このような貴重な機会を与えて頂き、ご献体くださった方々、および白菊会の皆様に深く御礼を申し上げます。