2022年8月19-20日千葉大学整形外科とAO Spine Japanとの共催でAdvanced Level Anatomical Specimen Courseを開催いたしました。講師として伊藤康夫先生、竹林庸雄先生、中尾祐介先生という豪華な顔ぶれをお招きし、2日間にわたる講義と新鮮凍結屍体を用いての脊椎手術の実習を行いました。受講生の先生方にとっては脊椎手術全般の手術手技の要点や盲点をエキスパートの講師の先生から学ぶ貴重な機会になったかと存じます。コロナ禍で多くのキャダバーセミナー開催が延期になっていたため、新しくなったClinical anatomy lab(CAL)で開催された外部向けの初の脊椎手術のセミナーとなりました。充実した設備の中で実臨床では確認しにくい重要臓器の解剖の把握や執刀機会の少ない手術手技の確認になったと参加者の先生の声をいただいております。
最後になりましたが、講師の先生方、倫理講習と監修をいただいた鈴木崇根先生、準備と運営をお手伝いいただいた大学院生の先生方、CALの趣旨に同意し賛同して頂いた白菊会会員の方々に心より御礼申し上げます