令和4年6月5日、シニアレジデントを対象とし整形外科Cadaver Workshop in Chiba<Spine>〜Basic〜が千葉大学Clinical Anatomy Lab(CAL)にて開催されました。このプログラムは、整形外科専門医を目指す専攻医1年目の医師を対象としています。脊椎手術執刀の経験がほとんどない先生方が対象であり、基礎的な内容が主となります。今回、県内より24名の専攻医が参加し熱心に取り組んでいました。指導側にまわった千葉大学大学院生にとっても、知識の再確認と若手への指導の練習という意味でも非常に有意義でした。実際の臨床では行えない細かい解剖の確認をしながらの実習であり、今後の実臨床に大きく役立つことが期待されます。医師の自己研鑽にご遺体を使わせて頂くことは、これまで休みを取って海外へ渡航しないとできませんでした。千葉大学のCALで実現できるということで、こういった形で若手を集めてしっかり教育できるようになりました。参加した医師たちがそれぞれの病院で患者に最高の治療ができるようになると信じています。関係者の皆様、本当にありがとうございました。