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形成外科Cadaver Surgical Training　2022/1/22開催

このプログラムは、形成外科で行われる頭蓋顎顔面外科手術手技、特に上下顎骨切り手術手技を学ぶことを目的として開催されました。今回は初めての主催でもあったため、対象は、学内ならびに千葉大学形成外科学教室同門の医師としています。12名の医師が参加しました。手技に習熟した医師による指導の下、ご遺体を使わせて頂き、実際の手術手技を経験していきます。人間の頭部は非常に複雑な構造をしています。その中に顔面神経をはじめとした非常に多くの重要な神経・血管が網の目のように張り巡らされています。これらを損傷すること無く骨に達して削ったり、ずらす作業が手術で必要です。実際の手術では患者の身体に負担をかけないためにできるだけ短時間で手術を行う必要がありますが、ご遺体を使わせて頂けると術者が納得いくまで時間をかけて勉強することができます。今回参加した医師たちもその利点を最大限に感じ取ったと思います。学んだことから得た自信は確実に患者に伝わります。千葉大学形成外科学で学ぶ医師たちが確かな技術で患者を助けられるように、教室として全面的に指導していきます。