留学便り

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University Hospital Zurich

横田雅也(Masaya Yokota, MD, PhD)
University Hospital Zurich

 私は、2016年1月よりスイス連邦にあるUniversity Hospital ZurichのOliver Distler教授のもとで強皮症の研究を行っています。現在、患者検体を用いた解析を行いつつ、動物実験のプロトコルを計画しているところです。当研究室にはヨーロッパを初めとした世界各地から研究者、PhD studentsが集まっているため英語が公用語ですが、ときにドイツ語、イタリア語、ポーランド語、中国語も飛び交っています。

 Zurichはスイス最大の都市であり、16系統ものトラムやトロリーバスが縦横に走っています。一方、中心部にはGrossmunster教会などの建造物やZurichsee(チューリッヒ湖)があり、美しい街並みも印象的です。当初、生活面のセットアップにも苦労もありましたが、親切な同僚だけでなく現地の日本人研究者やその家族にも助けられ、ようやく落ち着いてきたところです。また、スイスではスキーが人気で、週末に日帰りで楽しむことも可能なようなので、来季にはぜひ挑戦しようと思っています。

 最後になりましたが、今回の渡航に際し多大なサポートをいただきました中島教授と、千葉大学アレルギー・膠原病内科の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

(2016年3月9日 記)