留学便り

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Beth Israel Deaconess Medical Center

2022/12/07

古矢裕樹(Hiroki Furuya,MD,PhD)
Division of Rheumatology & Clinical Immunology, Beth Israel Deaconess Medical Center

こんにちは。平成24年卒の古矢裕樹です。
2021年6月より米国ボストンにあるHarvard Medical Schoolのteaching hospitalの一つであるBeth Israel Deaconess Medical Center に留学に来ています。ボストンは他に3つのHarvard Medical Schoolの研究機関がある米国の中でも特殊なアカデミックシティです。勉強会、共同研究やヒト検体を用いた研究も盛んで知的好奇心の刺激には事欠かず、楽しい毎日を過ごしています。

私はDivision of Rheumatology & Clinical ImmunologyのArthritis unitに所属しており、Principal InvestigatorのIannisはMinicircle DNAを用いて任意のマウスに高IL-23/IL-17発現を誘導することで乾癬性関節炎を引き起こすモデルを樹立した研究者です。私も同疾患モデルを用いながら乾癬性関節炎の病態解明・新規治療ターゲット発見を目標に奮闘しております。

少しでもscienceと患者さんの予後改善に寄与することを夢見て引き続き頑張りたいと思います。

最後に今回の留学を快く許可して頂いた中島教授、大学院プロジェクトのご指導頂いた岩田先生を始め、医局の方々に深く御礼申し上げます。